気になってるテスラの買い方
前回の私の話から九十九(つくも)先生先生にアドバイスを頂きました。
どのように取り組むか?
買うのか?買わないのか?
買うとしたらどのような事に気をつけて買うのか?
を質問しました。
そのまま掲載します。
九十九(つくも)先生
二コラ・テスラ 1856年生まれのセルビア国籍の発明家です。
1847年生まれの天才発明家エジソンと送電方法で争い勝利した人です。
電気自動車メーカーのテスラのイーロン・マスクCEOは
二コラ・テスラを尊敬しているので、社命にテスラという名前をつけたようです。
ところで2018年1月に二コラという会社が設立されました。
トラック分野での電気自動車メーカーです。
二コラ&テスラで電気自動車業界を制覇ということでしょうか?
9月9日にGMは二コラとの資本業務提携を発表しました。
GMは二コラの技術を活用して電気自動車分野に本格参入する事が狙いです。
しかし、10月1日に提携延期が発表されました。
待ったをかけたのは、二コラの技術に偽りがあるのでは?
というのが理由です。
テスラの話に戻ります。こちらは大きなライバルの登場です。
2019年の中国市場全体での自動車販売台数は2500万台。
これは米国の1700万台より多く世界最大の市場です。
当然ながら電気自動車においても世界最大の市場になることが予想されています。
その中国でVWはトップシェアを誇り、2019年の販売台数は400万台を超えています(全てエンジン車ですが)。
先日VWは中国での電気自動車の販売計画を発表しました。
2025年までに製品の35%(400万台をベースに考えると140万台になります)を電気自動車にするというものです。
その柱はID.4と呼ばれるブランドでSUV(スポーツ用多目的車)です。
方や先行する電気自動車専業のテスラ。
2020年1月から6月までの中国での電気自動車の販売台数は5万台。
市場全体の累計販売台数23.5万台に対しシェアは21.4%で堂々のトップです。
現時点ではハッチバック主体ですが小型のSUVも投入済みです。
10月2日に7月から9月の世界全体での販売状況が発表されましたが、
14万台と好調です。中国市場でのシェアも高めているようです。
現時点でまずはテスラに投資するとして・・・
途中経過を確認しながら買い増しするかどうかを考えていくのが良いでしょう
。例えば以下の数値をメルクマールにして。
〇2020年の世界全体での販売台数および中国市場でのシェア⇒70万台目標、シェア30%
〇ライバルのVWのID.4は2020年8月にドイツ国内での生産は開始した。
中国での生産体制が順調に構築できるか?
今後が楽しみですね。
資産運用アドバイザー 九十九でした。